2010年11月21日
冬期*色彩検定の中身拝見

今月の14日に行われたAFT色彩検定3・2・1級の試験問題が届きました
このHPをご覧の方で、受験経験のない方、あるいか受験された方は
興味があるのでは?? と思いますので、少し紹介してみますと・・
3級問題(1)
反射には正反射と③拡散反射がある。実際の物体では両者が混在しており、
その割合で物体表面のきめや①光沢が変わる。
表面に④凹凸がある物体に光が当たると③拡散反射が起こる。
分光反射率曲線では、通常、横軸に可視光の②波長を、縦軸に②反射率をとる。
分光反射率曲線を見ると、物体の色が、どの②波長の光の反射によるものかを知る
ことができる。シャボン玉に太陽光が当たると一部が膜の表面で反射し、残りは膜の内側に進む。内側に進んだ光の一部が、今度は底面で反射して戻ってくる。膜の表面で反射した光と、膜の底面で反射した光が重なり合い、光の③干渉が起こる。
これにより二つの波の山と山、谷と谷が重なる波長では、①光が強め合う。
光は、その波長と同じ程度の大きさの隙間を通ったり、突起物に当たったりすると
直進するだけではなく、広がって進む。これを④回折という。異なる場所からの④回折光が互いに干渉しあうと、虹のような色が見える。光は大気の分子やちりなどの細かい物質に当たると、あらゆる方向に③散乱する。空が青いのは①短波長の光がこのような細かい粒子で ③散乱しやすいことによる。
まるで科学のようですが、これもまた色の一部。
色を多面的に考えるのが「色彩学」なのです。他、配色や前回の記事でコメントしたイメージ
(心理学)などもあります。こんなに身近で使える学問は他にないと思っています。
・3級は「選択問題のみ」ですので、ぼんやりでも覚えていれば、
解答できるはず???なのです。正式な模範解答は後日発表されます。
(上記は自己回答になります)
*color class 生徒さん募集中〜詳しくは11月4日の記事をご覧下さい
Posted by Deraco at 15:21│Comments(0)